いつものスタジオで
特に理由があったわけではないけれど、ブログを更新しないまま1か月以上経っていた。
その間に何度か、色々な人たちが一緒にピクシーズの曲をカバーしている、
i phoneのCMを見て、何日か連続でピクシーズのアルバムを聞いたことやら、
僕が小学生、中学生の頃に出ていたテクニトーンフェスティバルという、
パナソニックに変わる前の、ナショナルの電子オルガンのコンクールの思い出やら、
夜のジョギングの時に、いつも猛烈な勢いで僕を抜き去っていく、
やたらと気合の入ったおじさんのことやら、書いてみようかと思ったけれど、
結局、どれも書き始めることはないまま、気が付いたら雨の季節になっていた。
最近は珍しく、不思議と自分の中にやる気がみなぎっているのが分かる。
最近は日本語の曲をたくさん書いている。
昔の自分が聞いたら、どう思うだろうかとかは考えなくなった。
ソニーのミュージックビデオレコーダーというデジカメのような、
小さなビデオカメラを買ったので、この前、サポートのドラムと二人で、
いつものリハーサルスタジオに行った時に、ベースのアンプの上に置いて、
試しに撮ってみた。
三時間、ぶっ通しで演奏したら、最後には頭がちょっとぼーっとしてきたので、
今日は早く寝ようと思いながら、帰りに寄ったドラッグストアの前で、
一年くらい前から髪を切ってもらっている近所の美容師さんに会った。
時々、偶然会うのだけれど、彼女が連れているシーズー犬の幸せそうな表情や、
楽しげな様子を見ると、気持ちがほっとする。
三年前に死んだ、実家で飼っていたシェルティのマギーを思い出す。
部屋に帰ってからも、その夜はマギーが傍に一緒にいるような、そんな気がした。