2014-01-01から1年間の記事一覧
去年も同じように書いたような気がするけれども、 今年もクリスマスらしいことも、年末らしいことも特にない。 子供の頃の師走は、家中が目が回る程忙しそうで、年末独特の匂いや音や挨拶の声の中、 土曜日の夕方からやっていた、全日本プロレス中継の暮れの…
夜のランニング、いつもと違うコースを走って帰ってきたら、 ついこの間までは、まだ工事中だった、新しいショッピングモールがオープンしていた。 真新しい建物の前で足を止めると、乾いた光の中で、小さな男の子が、 まるでこの世の終わりのような、悲しい…
ちょうど出かける時になったら雨が降る。 つい、さっきまで降っていなくても、階段を下りて表に出ると、ポツポツと降り出して、 ああ、またかと思いながら、傘を取りに部屋に戻ることがよくある。 邪魔くさいなと思うけれども、雨に濡れた街のしっとりとした…
いつもの夜のランニング、 ジムモリソンの底なし沼のような、あの歌声を頭の中で聞きながら、一時間近く走った。 兄が送ってきた、もう読まなくなった、いらない本の中にジムモリソンの本もあった。 今更、ドアーズかと思いながら、何となく、手に取ってみた…
特に理由があったわけではないけれど、ブログを更新しないまま1か月以上経っていた。 その間に何度か、色々な人たちが一緒にピクシーズの曲をカバーしている、 i phoneのCMを見て、何日か連続でピクシーズのアルバムを聞いたことやら、 僕が小学生、中学生の…
いつも通る道の途中に小さな小さなバーがある。 夜になると、静かな住宅街に、そこだけ明かりが灯って、 前を通ると、時折、70年代のソウルっぽい音楽がもれ聞こえてくる。 入ってみたことはないけれど、遠目にガラス戸の中を覗いてみると、 何やら物凄いア…
何日か前からカートコバーンについて書こうと思いながら、 何をどんなふうに書き始めたらいいのか、ぼんやりと考えているうちに、 結局、今日になってしまった。 4月8日はカートコバーンの遺体が見つかった日。 お昼のニュースで彼が永遠にいなくなってしま…
昨日の夜は渋谷の道玄坂にある七面鳥でライブでした。 昨日は、僕をライブに誘ってくれて、 ブッキングしてくれていた方が、 お店を退職する最後の日だった。 その最後の夜の最後の出番が僕だった。 音楽とは関係のない仕事に転職されるという話だった。 昨…
昨日の日曜日は一歩も外に出ずに、午後からはずっと、 金曜日のライブでやる予定の曲を一人で繰り返し練習した。 長い時間、ヘッドフォンをしてキーボードを弾き続けていたら、 少し頭が痛くなってきたので、気分転換にアコギを適当に弾いていると、 馴染み…
歌詞がまだついていなかった曲を完成させた。 このブログと同じタイトルのJunji In The Rainという曲名にしようかと思ったけれど、 寸前でそれはやめた。 結局、EMPTY HEARTという曲名になった。 月曜日の朝、僕を引き裂く温かさの中に君を留めておこうとし…
ブルーススプリングスティーンの新しいアルバム、HIGH HOPESを繰り返し聞いている。 ブルースは、十代の後半、僕がロックにのめり込むきっかけになった人で、 それ以来、ずっと聞き続けてきた、僕にとって最も大きな存在だ。 今回のアルバムについては、カバ…
今日は久しぶりに部屋の大掃除をした。 誰かが来る予定があるわけでもないけれど、窓の外の雪が残る街並みを眺めていたら、 急に、部屋中を綺麗にしてやろうという気持ちが湧き上がってきた。 CDの棚にかたづけられずに散らばっていたスティーブアールや カ…
昨日は渋谷の道玄坂にある七面鳥でライブでした。 ライブの前はいつも、集客のことや、曲順や、 自分の持ち時間のことで頭がいっぱいになってしまう。 ライブが始まれば、さあ、これからというところで、あっという間に終わってしまう。 もっと、もっと、こ…
先週、明日のライブに誘ってみようと、以前、一緒にやっていた バンドメンバーの一人に電話した。 バンドを辞めてから、彼とは三年ほど前に、一度電話で話したきりだったけれど、 何故か、今回のライブには来てくれるんじゃないかと、勝手に彼との再会の場面…